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バリお今日の一品
 
イラスト/バリお

  バリおプロフィール
エッセイスト&イラストレーター。バーチャルアイランド“ポレポレ島”に住み、
バリ島と散歩と昼寝をこよなく愛する。
著書:「バリ島式ガムラン入浴法」(キョーハンブックス刊)*バリお公式WEBはこちら
アピ・マガジンの方にもバリおの繊細コラムが掲載されています。
 
 
 
開始
ROUND:001「開始」
2004.8.3

みなさんこんにちは!僕は“バリお”です。本日よりここアピ・マガジンのWEBサイトに、“バリおの今日の一品(ひとしな)”を開店させることとなりました。
これからたくさん(しかも不定期に)、僕がバリ島で見つけた不思議な物、面白い物、可笑しい物、美味しい物、ためになる物などを、アップさせていきたいと思います。
ちなみに僕は日本に住んでいますが、写真は全部、僕が撮ったものなので、少々ピントが甘いものなどもありますが、それはそれでご勘弁を。
それでは“バリおの今日の一品”のはじまりまじまり〜。
 
   
 
何事もほどほどに
ROUND:002 「何事もほどほどに」
2004.8.9

バリ島は、言わずと知れた“神々の島”だ。山には山の神様、海には海の神様、木には木の神様、鉄には鉄の神様・・・。とにかくたくさんの“神様”がいるらしい。
だから人々はお祈りを欠かさない。朝と夕方、そしてバリ暦という暦(こよみ)に則り、毎日毎日、神様にお祈りをしている。たくさんの神様に守られて生活をしているわけだから、たくさん平和なのだ。
そして、ホテルの中にもいろんなところに、神様をモチーフにした飾りがある。普段、お祈りとはあまり関係のない生活をしている僕も、バリ島に行くとなんだか少しだけ、心がきれいになるような感じがするから不思議だ。
だから自然と僕も感謝の気持ちを込める。感謝の気持ちを持つと、これまた不思議となんでもうまくいくような感じがしてくるから不思議だ。
でもあまり不思議がってばかりいると、さっきまできちんと立っていた弥勒菩薩も踊り出す。だからあまり真面目に考えすぎるのも、ほどほどにしておいた方が良さそうだ。
 
   
 
フラワー(その1)
ROUND:003 「フラワー(その1)」
2004.8.13
花はきれいだ。バリ島にもたくさんの花が咲いている。そしてホテルのあっちこっちに、その花は置かれている。
チューベローズ。日本ではあまり見かけられないこの白い花は、香りがとてもいい。特に夜になるとプゥ〜ンと良い香りを放つ。
香りって、いろんなことを思い出させるけど、僕にとってこの花の香りは、完全にバリ島の香りだ。
僕はこの花の香りがするとなんだか眠たくなる。ナンでだ?もしかするとこの花には、気持ちをとってもリラックスさせてくれる成分でも含まれているのかもしれない!?ホントか?
だけどそれは単純に、僕が寝る前にベッドのそばにこの花を持ってくるからなのかもしれない・・・。
 
   
 
明け透けが良いのです
ROUND:004 「明け透けが良いのです」
2004.8.20
お風呂は、出来るだけ開放されている方がいい。だってその方が圧倒的に楽しめるし、まちがいなくリラックス出来るし、バリ島のお風呂では、それが簡単に実行出来てしまうから、素晴らしいのだ。
ひとりでいる時はもちろん、恋人といる時、家族といる時・・・。とにかくお風呂場を、オープンなスペースと考えると、なんだかそれだけでハッピーな気持ちになれるから不思議だ。
そしてお風呂場をより快適なスペースとするために、お風呂場からの眺めにも充分気を遣ってあげて欲しいのだ。お風呂場から海が見えたり山が見えたり畑が見えたり・・・。
お風呂場は唯一、身体もココロも裸になって良いスペースです。だからみんな“野生”に戻りましょう。そのためにも閉鎖された場所では困るのです。
バリ島のお風呂は明け透けが良いのです。
 
   
 
ガラスは空腹を誘う
ROUND:005 「ガラスは空腹を誘う」
2004.8.27
ここ数年、バリ島ではよくガラスを見かけるようになった。それもデザインされたとても美しいガラスだ。
日常的に使う器やお皿の他にも、ホテルのレセプションやレストランなどに置かれる、大きなオブジェなんかも続々出来てきた。
そしてまたデザイナーがオーナーのガラス製品のショップも増えた。店内に入ってみると、どこか美術館のようで楽しい。
僕の友人もショップをオープンさせたので行ってみると、大小さまざまな形の花瓶、ペパースタンド、巨大なお皿、そしてただただ大きいだけのオブジェがいくつも並んでいた。
断って手に取ってみる。思ったよりズシリと重たい感覚がいい。作品によって触り心地は、つるつるしていたりざらざらしていたりする。そして冷たい。 その冷たい感触がまたいい。あっちこっちに積み重ねられたお皿の山や、大きなオブジェが店内に、ひんやりとした空気を放ってくれているようだ。 そしてすぐに、こんなお皿に盛り付けされた、魚や肉の料理やサラダなどが目の前に運ばれてくることを想像してしまう。美しい食器は、人を空腹にさせてくれることも、ついでに学んだ。
 
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