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| 寺田直子プロフィール |
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| トラベルジャーナリスト。年間150日は海外ホテル暮らし。訪れた国は60ヶ国ほど。バリを中心にアジア各国の文化、リゾートライフに精通するアジアの達人でもある。プロデュース、編集した書籍に「わがまま歩きバリ ボロブドゥール」(実業之日本社)、「インドシナの珠玉」(新潮社)などがある。大手ポータルサイト・エキサイトの公式ブログ「ハッピー・トラベルデイズ」でも各国からの旅だよりを発信する。 http://blog.excite.co.jp/naoterada |
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| コラム
> バリが教えてくれるもの > Vol.3 |
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Vol.3 海に暮らし、海に生きる from プーケット スマトラ沖地震・津波がおきてからほぼ1ヶ月半後の2月、プーケットに行ってきた。 バリでいえばクタ、プーケットの中心となるパタヤ・ビーチは世界中からのレスキュー、ボランティア、そして地元の人たちの迅速な活動によって瓦礫(がれき)、ゴミなどは片付けられ驚くほどの美しさを取り戻していた。海の青さは透明感を増し、タルカムパウダーサンドの砂浜は、かつて20年前がそうだったように「泣き砂」にまでそのピュアさを高めていた。 でも、せつないことに人影はまばら。観光客は欧米人ばかりで日本人の姿はない。これは、まさに2年前のバリと一緒。テロによる爆破事件後のにぎやかさが途絶えたクタ・ビーチと同じだ。 亡き人への思い、残された人たちへの配慮。いろいろと行かない理由はある。でも、被災した人たちへの一番の支援は「観光」に行くことなのだと気がついてほしい。バリもプーケットも観光が重要な産業。観光客が訪れて思いっきり楽しんで、たっぷりお金を使うことが大事なことだ。 地震や津波は自然のサイクル、人間がコントロールできるものではない。海により添い、海の恩恵を受けて暮らすバリやプーケットの人たちはそれを知っている。 「ニホンジン、コナイネー。ノーグッドよ〜」といいながら豪快な笑顔を見せるパタヤ・ビーチのマッサージおばさん。「こんなときに・・・・」なんて遠慮している私たちよりも実におおらかでパワフル。これもまたバリ人とおなじ、この生命力がアジア人の原点だ。 プーケットは大丈夫。バリがそうだったように時間がかかるけれど、やがて以前のように元気になる。そして、その時間を少しでも短くできるのが、私たち観光客だということを忘れないでほしい。 |
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| 2005年4月号より |
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