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バリがおしえてくれるもの
寺田直子プロフィール
トラベルジャーナリスト。年間150日は海外ホテル暮らし。訪れた国は60ヶ国ほど。バリを中心にアジア各国の文化、リゾートライフに精通するアジアの達人でもある。プロデュース、編集した書籍に「わがまま歩きバリ ボロブドゥール」(実業之日本社)、「インドシナの珠玉」(新潮社)などがある。大手ポータルサイト・エキサイトの公式ブログ「ハッピー・トラベルデイズ」でも各国からの旅だよりを発信する。
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コラム > バリが教えてくれるもの > Vol.8
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Vol.8
おもてなし、のココロ

from
長崎

長崎にあるハウステンボス、みなさんご存知でしょうか。
バブル絶頂期に巨額の建設費を使い本格的なオランダの街並みを復元したホテル&テーマパークで、その後、入場者数の減少と共に経営が悪化、不良債権として現在、更生中。ここに、新しいスパ施設「Rin」がオープンするということで、視察にうかがいました。わたしにとっては初めてのハウステンボス訪問。確かに日本のテーマパークという位置づけで、こういった仕事でもない限りあまり興味を持たなかった、といのが本音。でも、実際、訪れて非常に感動したのがスタッフのホスピタリティさ。スパはもちろんホテルやダイニングなど、ここで働くスタッフの細やかなゲストへの心使い、応対が印象的だったのです。それはとても人間的な温かみを感じるもので、東京の高級ホテルのとりすました接客とは大違い。九州の人たちの持つ。おおらかさ、包容力を実感。これって、バリのホテルやレストランを訪れた際にも感じるもので、やっぱり接客業というのは、人と人とのコミュニケーションが大切なのだなぁ、と思うわけです。決して完璧ではないにしろ、心のこもった一生懸命のもてなしは、それだけで嬉しいもの。日本の多くのホテルスタッフたちは意外にそれを忘れてしまっている。だから、もしホテル業界に就職したいと思うなら、ハウステンボスへ、あるいはバリ島へ出かけてみて。本当のホスピタリティの意味が、きっとわかるはずです。

 
 
Photo:komaneka
2005年9月号より
 
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