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バリがおしえてくれるもの
寺田直子プロフィール
トラベルジャーナリスト。年間150日は海外ホテル暮らし。訪れた国は60ヶ国ほど。バリを中心にアジア各国の文化、リゾートライフに精通するアジアの達人でもある。プロデュース、編集した書籍に「わがまま歩きバリ ボロブドゥール」(実業之日本社)、「インドシナの珠玉」(新潮社)などがある。大手ポータルサイト・エキサイトの公式ブログ「ハッピー・トラベルデイズ」でも各国からの旅だよりを発信する。
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コラム > バリが教えてくれるもの > Vol.9
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バリ島
タナ・ロット  

Vol.9 
バリに帰る、というきもち

from 東京


ドイツ、イギリス、ドバイ、オーストラリア、ブータン、インド、メキシコ・・・・。
今年すでに14回の海外取材。知らない場所、出会った人たちとの感動ははかりしれなく、私のココロを刺激してくれる。大事な人生のエッセンス。
でも、時にはふと、慣れ親しんだ場所、人、空間に帰りたくなる。
バリは私にとってそんな場所だ。もう最後に行ってから1年以上がたってしまった。時おり、バリに暮らす友だちから「今度、いつ来るの〜」などというメールが来たり、ホテルから「新しいヴィラができました、ぜひ見にきてください」なんていうお誘いがあると、ココロは遠くバリの青い空、ガラムとジュプンの甘い香りが混じったモイスチャーな空気、ガムランの気だるい音、人なつっこいバリニーズの笑顔を求めだす。
帰る場所、待っていてくれる人がいる。それだけでココロが豊かに満ち足りてくる。
東京に生まれ、東京に暮らす私には故郷がない。世界のどこかに自分のための場所がある。そんな想いで旅をしている。
バリはそんな私が見つけた帰りたくなる場所。
そろそろ、みんなに会いに帰ろうかな。

 
コラム
ガムラン    
Photo:Tanah Lot
2005年10月号より
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