http://www.api-magazine.com
バックナンバー
編集部の穴

 

3年前の今日(2002.10.12)レギャンで爆弾テロが起きました。多くの犠牲者を出し、人々に悲しみと憎しみを残していきました。それから、3年後の今年10月1日、また爆弾テロが起きてしまいました。この現実をバリの人々は、どう受け止めているのだろう?そして、私自身も今一度、この問題について考えたいと思い、仕事の取材を兼ねデンパサールのププタン広場で行われた慰霊祭に参加してきました。


ププタン広場



1.

2.
1. 子供たちによる合唱。みんな口を大きく大きく空けて一生懸命歌ってました。2. 子供が頑張ってる姿を見ると無条件に胸が熱くなってしまう。


1.

2.

1. お経のようで、歌っているようで、一定のハーモニーを保って流れ出てくる言葉は、まるで魂が宿っているかのように、私の体の中にすーっと入ってきた。その平和を願う熱い気持ちに私の胸も熱くなった。2. 「WORLD PEACE GONE」と書かれた鐘には。世界各国の旗が描かれ、祈りを込めてゴーンと鳴り響く音は、とても心地の良い音だった。



1.

2.

3.

1.平和への願いを込めたバルーンが風に乗って空高く飛んでいった。2.3.詩を歌いながらろうそくを灯し、みんなで被災者の方を追悼した。

私が感じたこと…
この式典に参加している間、私は「 平和って…」という、そんな漠然とした疑問に捕らわれました。今まで私は平和というものを、空気のように見えなくて、掴めなくて、 当たり前のようにあるものだと思っていました。でも、今日、私は平和というものを自分の中で意識してみました。意識することによって、今まであった私の中の「平和」という概念が音を立て崩れ、新たに構築されたような気がします。それだけでも、この式典に参加でき本当に良かったと思います。
今日は、本当に多くの人が集まりました。それだけ、バリの人々は平和を願ってやまないのだと心から感じました。ここププタン広場は、そういった人々の平和を愛する熱い気持ちと、平和を願う強い想いで溢れていました。私は、そういう人々のハートに触れ、とてもあったかい気持ちになり、涙が流れました。きっと、ひとりひとりのこの気持ちの中にこそ明日の平和があるんだと強く感じました。そんなここに住む人々の為にも、世界で起こっている紛争に巻き込まれ、悲しい思いをしている人の為にも、そして自分自身のためにも、決して人ごととは思わず、今、自分にできること、そして、正しい知識と冷静な判断を持って行動していきたいと思いました。


デンパサールの中心にあるププタン広場は東西約150m、南北約200mの大きな広場で、人々の憩いの場となっている。午後4から慰霊祭は始まりました。




1.

2.

3.
1.2.老若男女問わず、多くの人がトラディッショナル・スタイルに身を包み、ププタン広場を行進。3.チベットからこの日の為に駆けつけてた僧侶たち。


1.


2.


3.
 

1. 女性によるガムラン。お揃いの白とコバルトブルーの衣装がとてもきれいだった。2. 総勢20名ほどのレゴンダンスも披露された。. 多くの人に埋め尽くされたププタン広場。





1.

2.

3.

1.私のおぼつかないインドネシア語能力だけど、気持ちは伝わってくるようだった。2.今、ここでなにを想い、なにを瞑想しているんだろう…3.バラの花束を持った姿が深く胸に焼きついた。

10月12日に行われた他の慰霊祭のレポートはこちら

アピ・マガジンに関するお問い合わせはこちらまで / Copyright (C) 2007 Api-magazine All Rights reserved