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> インドネシア・ポップス |
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| インドネシア・ポップス(I-POPS)の素晴らしさをもっと日本の皆様に知ってもらいたい!!バリ島やインドネシアと聞くとすぐに「ガムラン」「ジェゴグ」などの伝統芸能を思い出しがちですが、こちらの音楽文化はそれだけではありません。「アピ・マガジン」はこちらの若者の間で流行っている「インドネシア・ポップス」にフォーカスし、毎月アーティスト紹介や新譜紹介をしていきます。ぜひバリ島やインドネシアに来たときには、インドネシアのアーティスト達の音楽CDを購入し聴いてみてください。また新しい発見がありますよ。(言葉の勉強になるかも!?) | ||||||||||||||||||||||||
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| <蓮次郎子> ●アルバム●「Republik Cinta」Dewa19:デワ・スンビランブラス 香港で同時発売されたDEWA19初のGO INTERNATIONALアルバム。(ダニはこの言葉が嫌いらしく“世界デビューなんて軽々しく口にしないでくれ、GO ASIAと言ってくれ”とコメントしてましたが)。こてこてのイスラム音楽にのせて博愛を説く「Laskar Cinta」、80年代ロック風「Lulaki Pecumbur」、やらないって言ってたはずのダンドゥット風「Sedang Ingin Bercinta」で新境地を開拓しつつ、PVでオンチェが拘束服姿で暴れる「Emotional Love Song」やなぜかオンチェの着替え&お風呂シーン(ダニじゃなくてよかった)がある「Larut」などDEWA19らしい美曲もばっちり押さえ、メンバー全員がリスペクトしているQueenの「I want to break free」の圧巻カヴァーまで収録されているバラエティに富んだお得さできっちり楽しめました。ドラムのティヨが年明けに正式脱退、暑苦しいメンバーの中でただひとり爽やかな涼感を漂わせていただけに残念です。ダニついでにRATU:ラトゥ。ダニとムランの重婚説やらマイアの遅咲き子持ち夜遊びデビューに怒ったダニの仕事減らさないと離婚するぞ命令やらどこまで本当なんだか分からない下世話な話題作りが本業よりずっと面白かったです。 |
<キャンディー・甲山> ●2006年を振り返って● 今年はチャーミングな作品が少なかったなあ。口当たりが良く、輪郭の解像度は以前より安定・向上しているのに、「この一曲のために身銭切ってください」という説得力のある作品が少なかった。全体的に「人形作って魂入れず」な印象ですね。 思えば初めて出会った頃のインドネシア音楽は、いわば「魂ばかりで人形無し」みたいな世界でありました。輪郭のはっきりしない、しかし強力なチャームのみが跳梁跋扈する世界、そしてそれらを記録したカセットやCDはまるで霊写真の如く、であります。霊写真はえてして解像度が悪いし、いかようにも解釈できる。受け手の感度次第で「なあんだ、正体見たり枯尾花か」とも思われてしまう。 その流れが変わったのは90年代後半からだろうか?ちゃんとした人形を作ろう、というアイディアを持った人たちが増えてきました。そしてよそ者には取りつく島の無かったチャームが、彼等の演出により輪郭を現し、安価なデジタル技術の普及がその傾向を加速させました。以前ご紹介したJamaica Cafeなんかはその好例。これなら丸の内のOLにだってオススメできる、それでいて彼ら本来の持ち味も殺さずパッケージされた、実にチャーミングな作品であったわけです。 ところが音楽ビジネスは、ここにきて急速にノン・パッケージを指向しつつあるようです。一般大衆には高価すぎるCDに加え、海賊MP3の横行する従来のマーケット。それらに見切りを付けた音楽ビジネスは、より気軽に若者がポチッと押せるようなマーケット、たとえばリングトーンなどへとシフトし始めたかに見えます。リングトーンは一種の信号だから、音楽性よりも信号性が重視される。2006年の作品にはその傾向が如実に反映されていた、という感じがします。 言い換えれば人形からアバターへ。こうしたビジネスの傾向は現象としては面白いけれど、では自腹切って信号音を買うか?と問われれば、やはり僕は買う気にはなれない。というわけで、2007年は本当に怖い霊写真、しかも1000万画素でクッキリ高解像度といった感じの、身銭を切りたくなるようなチャーミングな作品に出会いたいです。 |
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| 2007年1月号より |
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