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2010年8月7日
バリ舞踊 伝説の巨匠 パート5  イ マデ ジマット
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 バリ舞踊・伝説の巨匠 パート5
 イ マデ ジマット
  I Made Djimat

A Man who loved by The God of the art

バリ舞踊 イ マデ ジマットThe Profile
1948年12月31日バトゥアン生まれ。トペン(仮面舞踊)、ガンブー(古典歌舞劇)、アルジョ(歌舞劇)の名優。ひとりの役者が最高で11種の異なる仮面を付け替えながら巧みに役を演じ分ける「トペン・パジェガン」の第一人者。バリ島内外の祭礼奉納から観光向け定期公演、60回以上に及ぶ海外公演など幅広い活動を行っている。

父親は高名な画家で舞踊家の故イ・ニョマン・レネ、母親は往年の名アルジョ女優ニ・クトゥ・チェニック。両親の指導で3才から楽器と舞踊の練習を始めた。バリでは一般に舞踊を習い始めるのは8才頃がよいとされる。それよりも幼いと真剣な練習に付いて行けないからだ。
芸術一家とはいえ、ジマット氏は非常に早熟だったと言える。その後さらにトペン、ガンブー、アルジョを学び、12才ですでに仮面舞踊トペン・ジャウックの踊り手として名前が知られていた。 「13才の頃には大人相手にアルジョを教えていたよ」。

バリ舞踊 イ マデ ジマット1970年、古典歌舞劇公演と子供たちへの指導を行うパンティ・プサカ・ブダヤを設立。現在、息子のイ・ニョマン・ブディ・アルタ氏が99年に設立した創作歌舞劇集団プサカ・アルタと活動を統合したトリ・プサカ・サクティ財団が、古典と創作の歌舞劇公演と地元の子供たちへの無料舞踊指導を行っている。外国人の指導にも積極的に取り組み、これまでジマット氏から教えを受けた外国人はのべ500人以上、日本人だけで100人にものぼる。

技術と一緒に気持ち、つまり神と自分の心の繋がりということだけれども、それも教えないといけない。バリ人も外国人も同じ。神様が力を貸してくださったときとそうでないときは踊っていて自分ではっきり分かる、観ている人にも分かる」。

バリ舞踊 イ マデ ジマット


多彩な活動を続けるジマット氏だが、あくまでも活動の中心はバリ・ヒンドゥー教の祭礼での奉納である。 「明日はデンパサール、明後日はヌガラの祭礼に呼ばれている。バリ島外に移住したバリ人が現地で行う寺院祭礼に呼ばれて踊ることも多い。

バリ島を思い出してとても喜んでもらえるね」 23役あるというトペンのうち、ジマット氏の好きなキャラクターを挙げてもらった。 「ガンブーのトペン・ダラム、公平で高潔な王様。それからアルジョの道化役で僕のオリジナルのニョマン・スマリヤニ、皮肉屋で悪口ばかり言っているけれど、その中にチクリと刺すような真実があるのさ」

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大変貴重なバリ島の文化的財産
『タリ・クラシック(古典舞踊)』の特別公演を鑑賞しよう!


開催日:2010年8月28日(土) 29日(日)
開催場所:バリ舞踊の殿堂「プリアタン王宮」
※関連記事:http://www.api-magazine.com/item/1355

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