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2010年8月7日
バリ舞踊 伝説の巨匠 パート6  アナック アグン アユ ブラントリスナ ジェランティック
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バリ舞踊・伝説の巨匠 パート6
アナック アグン アユ ブラントリスナ ジェランティック
IDr.A.A.Ayu Bulantrisna Djelantik

「レゴンは洗練された抽象表現」

バリ舞踊 アナック アグン アユ ブラントリスナ ジェランティックThe profile
1947年オランダ、デーフェンター生まれ。貴重な古典レゴンを継承する国際的な舞踊家 であり、耳鼻咽喉専門の医学博士。バリの人々からは親しみと敬意を込めてビアン・ブ ランと呼ばれる。12才で大統領官邸の舞踊家に選ばれ国の代表として世界各国を 巡る公演に参加。94年バンドゥンでレゴン専門の歌舞団「ベンケル・タリ」を設立。 ジャワ舞踊とレゴンのコラボなど新しい試みにも取り組む。舞踊活動のほかに「レ ゴン、天使の舞踊」の執筆、国際映画祭参加作品「アンダー・ザ・ツリー」女優出演、 医学博士としての海外視察や講演など多彩な分野で、軽やかに華麗に活躍中だ。

<右写真>オレッグ・タムリリンガンを踊る12才のビアン・ブラン

バリ人で医師の父とオランダ人の母の間にオランダで生まれる。7才のときに家族でバリ島へ戻り、祖父でカランガセム王家当主イダ・アナック・アグン・バグース・ジェランティックのもとバリ舞踊を学び始める。

「祖父は大きなガムラン隊を持っており芸術の保護者でした。踊りを習うのは当たり前という感じで(笑)。私もすぐに夢中になり練習のために1年ほど祖父の元で暮らしました」。11才からウブド、プリアタンのアナック・アグン・グデ・マンダラ氏のもとでイ・クトゥ・マリオ、グスティ・ニヤン・センゴッグに師事。プリアタン・スタイルのレゴン、オレッグ・タムリリンガンを習得し、イ・グスティ・アユ・ラカ・ラスミに続くグヌン・サリ楽団の主役級の舞踊家のひとりとなる。

<写真下>1964年パキスタン公演。中央がビアン・ブラン、右がイ・グスティ・アユ・ラカ
バリ舞踊 アナック アグン アユ ブラントリスナ ジェランティック現役のバリ舞踊家であり、インドネシア国立芸術大学両校で長く学長を務め現在はボストンのホーリークロス・カレッジで教鞭をふるうイ・マデ・バンダム博士はこう語る。「私と彼女はオレッグ・タムリリンガンの第二世代に当たります。舞踊は進化しながら受け継がれていきますが、そこで大切になってくるのが基礎である古典の継承です」。 1959年、12才のときスカルノ大統領の官邸舞踊家に選ばれジャカルタへ。


62年から70年にかけて国の代表団のひとりとして日本を含むアジア7カ国を巡る海外公演に参加しながらバンドゥン工科大学へ進学。3度目の来日となった70年の大阪万博ではレゴンの天覧舞踊を行っている。72年国立芸術大学の舞踊講師に就任、同時期に耳鼻咽喉科医師の学位を取得した。「医者、大学講師、舞踊講師、子育て、あの頃は本当に忙しかったわ(笑)」。94年舞踊集団「ベンケル・タリ」を立ち上げレゴンに特化した公演活動を展開する。
<写真下>1997年モスクワ公演でレゴン・ラッサムを踊る
バリ舞踊 アナック アグン アユ ブラントリスナ ジェランティックレゴンはさまざまな物語を主題にした数多くの種類があり踊り手は衣装を替えずにシンポルと所作だけで王や王女、神々、ガルーダなどを表現する。本来、見る人はそこから物語を読み取っていた、とビアン・ブランは語る。「レゴンはとてもアブストラクトな表現なの。絵や写真で知るだけでなくレゴンとは何か、ということをもっと知って欲しいと思います。せっかく素晴らしい伝統芸術があるのにもったいないじゃない?」。

<写真下>モダンな演出のコラボ歌舞劇「ブドヨ・レゴン・チャロナラン」
バリ舞踊 アナック アグン アユ ブラントリスナ ジェランティック2007年バリに戻り、官邸舞踊家時代から交流が続くジャワ舞踊家レトノ・マルディとのコラボ舞踊劇「ブドヨ・レゴン・チャロナラン」の公演、執筆活動、映画出演、医師としての国内外での活動と多忙な毎日を送る。明後日から視察でインドに出張なの、バリに戻ってゆっくりできると思っていたけれど当分は無理みたいね、と微笑みながらビアン・ブランは最後にこう付け足した。「強い集中状態になって観客が見えなくなる

とガムランの音が身体に入って来るの。そんなとき私は自分の中に流れている歴史の血脈を感じます。これからも現役で踊り続けていくつもりよ」。

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大変貴重なバリ島の文化的財産
『タリ・クラシック(古典舞踊)』の特別公演を鑑賞しよう!


開催日:2010年8月28日(土) 29日(日)
開催場所:バリ舞踊の殿堂「プリアタン王宮」
※関連記事:http://www.api-magazine.com/item/1355

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